今年上半期の訪台旅行者数 半数は中国人

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台湾の内政部は8月3日、2013年1~6月の出入国者数統計を発表した。これによると、訪台旅行者数の最多は中国人で、台湾を訪問した外国人の半数を占めていることがわかった。一方、台湾を訪問した日本人は17%で、昨年の同時期より減少した。

 

この調査によれば、2013年上半期の訪台旅行者は延べ381万人で、そのうち半数の51.9%がマカオと香港を含む中国大陸からの旅行者だった。日本からは66万人が訪台して中国に次ぐ多さとなったが、2012年の同時期と比較すると約5万3千人減少した。3位は米国で20万人が訪台した。

 

一方、延べ528万人いた台湾人旅行者の主な出国先は香港とマカオを含む中国が50.6%で最多。日本へは21%の110万人が出国しており、昨年比51%増。また、25万人強がタイへ向けて出国しており、昨年よりも92.5%の大幅増加となった。

 

台湾人出国者数と訪台旅行者の数が昨年と比べて増加したことについて内政部では「近年政府が観光産業の促進に力を注いでいる」ことや、「2009年以降中国人観光客の受け入れを段階的に解禁している」ことなどが理由だと分析している。